小さなお葬式の行い方

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小さなお葬式の内容を決める

小さなお葬式は誰にとっても忘れられないものです。特に、故人に十分によりそうことのできた葬儀は特別な記憶となるでしょう。葬儀社とのさまざまな打ち合わせは、大切な人を亡くして精神的に大きなダメージを受けている中で次々と行われます。喪主ひとりに任せるのではなく、できれば家族や親族に同席してもらいましょう。疑問があれば、なんでも葬儀社に質問し、納得のいくまで確認することが大切です。特に大事なことはメモをとっておくなど、周りの人や葬儀社に協力を仰ぎましょう。

お葬式は一般的に夕方から始まる「通夜式」、翌日の昼頃から行われる「葬儀」「告別式」「火葬」「繰上げ初七日」「精進落とし」というスケジュールになります。なお、火葬場が予約で埋まっていると火葬ができないため、日程は火葬場のスケジュールが最優先となります。次に、導師(お葬式や法要を進行する僧侶)との調整を行い、最後に葬儀社の都合を加味して日程を組みます。こういった段取りは葬儀社が丁寧にサポートしてくれるので、あまり心配する必要はありません。

お葬式の内容のうち、規模や費用を決めるポイントとなるのは次の6つです。①家族・親族・会葬者の人数、②祭壇、③棺、④香典返しの内容、⑤通夜振る舞いの料理の内容、⑥繰上げ初七日抱擁です。まず、家族、親族、会葬者の人数を把握しましょう。これにより、使用する斎場の規模や通夜振る舞いに出す料理代や返礼品の数、スタッフの人件費などが決まってきます。また、お葬式の雰囲気を決定づける祭壇も大きな金額となるので、早い段階で決めておきたいところです。伝統的なお葬式であれば、白木祭壇が無難でしょう。最近は宗教色が薄く、明るく華やかな花祭壇が好まれているようです。

葬儀社への支払い総額と明細を確認する際には、通夜、葬儀(告別式)、繰上げ初七日法要、火葬、その後に行われる精進落としに関わる費用などが見積もりにすべて含まれているかどうかをしっかりと確認してください。家族葬などの小さなお葬式の場合は、精進落としを葬儀社に任せず、落ち着いた飲食店に集まって会食することも増えています。何を葬儀社に頼んだのか、不要なサービスが含まれていないかをチェックすることは必ず行いましょう。支払いは、葬儀後の場合がほとんどです。支払い方法、加えて支払いの期限も必ず確認しておきます。レイキュシャの運転手、火葬状の係員などへの心づけが必要な場合、必要を葬儀社が立て替えてくれることは少ないので、喪家が現金を用意しておきましょう。お寺へのお布施も同様です。

小さな葬儀の費用の中では、ある程度変動しやすいものがあることを理解しておくとよいでしょう。例えば、通夜振る舞いの席での飲み物は、利用した分だけを精算することが多く、事前にきっちりとは金額がわからないため、余裕をもって考慮する必要があります。

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