小さなお葬式の行い方

通夜の流れ

通夜の流れの写真

小さなお葬式では、通夜を円滑に行うために喪主、遺族、親族、世話役、友人・知人、仕事関係の人の席次を決めます。一般には裁断に向かって右側列に遺族と親族が血縁の近い順に着席し、左側に故人と関係の深かった順に会葬者が座ります。喪主は祭壇にもっとも近い席に座ります。家族葬などで会葬者がいない場合、右側・左側それぞれに親族が座ります。特に決まりはありませんが、右側に故人の配偶者、親、子、子の配偶者、孫が座り、左側にそのほかの親族が座ることが多いです。供花や供物が届いたら、送り主の名前を書いた木札をつけて祭壇の脇に飾ります。並べる順番は生前に故人と近い関係にあった順番で中心に並べます。慌ただしい中ですが、故人との関係性については家族や親族に確認し、順番はよく考えましょう。決まったら喪主から葬儀社に伝えます。後日、お礼を言わなければならないので、供花や供物を頂戴した方の名前、住所などは必ず記録しておきましょう。

喪主は通夜の流れを把握しておく必要があります。通夜の流れは大きく4つに分けられます。①通夜の進行を確認する。式場に当社したら、僧侶を迎える準備をします。僧侶が到着したら控え室に案内した後、祭壇の確認をしてもらいます。その後、葬儀社を中心に僧侶、喪主、遺族、手伝いの親族、その他の手伝い人が集まり、通夜の進行を確認します。②通夜を執り行います。一同が着席したら、僧侶が入場し、読経が行われます。30分程度の読経中に焼香が始まることがあります。まず、僧侶が焼香し、喪主、遺族・親族、会葬者の順に行い、焼香が終わって僧侶が退席したら、喪主が挨拶し、会葬者を通夜振舞いの席に案内します。

通夜振舞いは、僧侶や会葬者をもてなす場です。料理やお茶の用意などは、すべて葬儀社が取り仕切ってくれます。遺族は僧侶や会葬者の対応をすることで喪主をサポートしましょう。僧侶が会食を辞退した場合は、お帰りの際に「御膳料」を渡します。最後に喪主が挨拶をして通夜振舞いを終了します。この際、翌日の葬儀・告別式のご案内もします。

小さなお葬式が始まってからの喪主の役割は、主に対外的な対応になります。僧侶への対応や会葬者への対応、そして急な変更への対応です。予想外に会葬者が増えたり、天気が急変し場合など予想外のことが起きた場合に対応の判断をするのが喪主の大きな役割です。事前に準備は終わっているので、当日は葬儀社や家族の手を借りて落ち着いて行動しましょう。